掲示板/遺伝子治療について

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1998.12.29 - 16:40 : 川島典子/AP通信社
私の息子がウィルムス腫瘍のため11か月半のとても短い     
生涯を閉じました。入院した時にはすでに肺に転移していた
ので放射線をあてました。アドレアマイシンやアクチノマイ
シンなどの抗ガン剤も投与しましたがなかなか利きません
でした。死因は肺不全でした。先日、主治医の先生に解剖
の結果を聞きました。普通のウィルムスは10万人に
ひとりの割合でかかりますが、息子の場合は300万人に
ひとりの特殊なタイプで先生の口からはアミロイドという
言葉を聞き説明もしていただきました。札幌で開かれた
小児癌学会で息子と同年齢の男の子が全く同じタイプにか
かり亡くなったとの報告もあったそうです。私たち夫婦は
至って健康で主人が8年位前にサルモネラ菌の中毒で入院
したことがあるくらいです。ウィルムスは遺伝性ではない
ので子供をつくっても大丈夫だと言いますが私は心配です。
私たち夫婦のどちらかの遺伝子に異常があってそれが息子
に受け継がれ息子のもう一つの遺伝子に欠損がありそれが
ぶつかり合って癌細胞が生まれたのだとするとそれは遺伝
ですよね。もし次の子を妊娠したとき出生前遺伝子治療が
できるものなのか教えてください。お願い致します。


1998.11.11 - 13:25 : 牧山育美/短大生
レポートで遺伝子診断のことを書こうと思うのですが、あまり詳しい資料が見つかりません。もし何か良いものがあれば教えてください。インターネットでもいいし、書籍でもかまいません。教えてください。


1998.10.14 - 07:14 : 山下 藍/大学生
10/6の新聞記事からですが、
東大医科研 腎臓ガン 国が承認
岡山大 肺ガン 国の承認待ち
千葉大 食道ガン 国に申請中
名古屋大 悪性脳腫瘍 国に申請準備中
癌研究会 乳がん 国に申請中
、ということですので、国の承認が出るまでは、
東大医科研でのみ、腎臓癌の遺伝子治療がおこなわれることでしょう。
けれども、まだ試験的なもので、安全性の保証もないことですので、過度の期待を寄せるのはどうかと思います。
対象者も「有効な治療法がないと判断された進行癌患者」に限っているそうです。
p53遺伝子について詳しいことを知りたいのですが、関連の文献、またはホームページをご存知ありませんか?


1998.10.06 - 08:41 : h.kira/会社員
遺伝子の検査についてお聞きしたいのですが、どのような医療機関で行っているのですか?


1998.10.05 - 19:14 : Y/独立開業準備中
母親が胆嚢周辺器官の癌に冒されています。
十年以上前から胆嚢結石の診断が下されていたのですが、ずっと未治療のままだったため、癌に冒されてしまいました。
わたしは医療のことはよくわかりませんが、放射線技師である兄に聞いたとことによると、胆嚢や腎臓、膵臓などの器官が集まったところが癌に冒されてしまっているため、手術困難であり手術をして成功したとしても、今までの実例を見ても長くて5年しか命が持たないそうです。
主治医には、今後の望みはないと思っていた方がいいと父親は宣告されたそうです。
お金はいくらかかっても構いません。なにか可能性があればと思っていた矢先に、たまたま今日テレビで見た腎臓癌の遺伝子治療を知りました。
母の病状を詳しく説明することがわたしにはできませんが、現在抗癌剤を打って摘出手術ができるかどうか様子を見ている状態です。それでも、手術をできたとしてもいいところ5年しか持たないだろうと言うのが兄の見解です。
遺伝子治療はこのような、器官に侵された癌でも臨床試験は可能なのでしょうか。
まさにワラをもすがる思いでメールさせていただきました。先生方の率直な意見をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


1998.10.02 - 19:15 : 山本 哲也/会社員
最近、肺ガンを遺伝子治療することが出来るようになった?と聞きました。
誰か治療を行っている機関の名称または連絡先を教えてください。


1998.09.14 - 21:15 : 小花 彰子/臨床検査技師
遺伝子治療で 遠視になるのを防ぐことは可能でしょうか。


1998.08.27 - 10:03 : 薬真寺 浩/会社員
遺伝子治療の臨床試験が日本でも認可されたとききましたが、脳腫瘍の臨床試験も認可されたのでしょうか?
又、認可されているのであればどの病院で試験されているのですか?又、知りうる限りの成果を教えて下さい。


1998.08.18 - 11:20 : 五十嵐 直敬
 /高速推進研究室
 お返事遅くなりました。
 まず船山さん、論文については手持ち資料がありませんが、お役に立ちそうなホームページ
http://www.nhk.or.jp/forum/life/index.htm 地球法廷・生命倫理
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~shimizu/index-j.html 哲学者清水哲朗氏
 以上をご参考にされてはいかがでしょうか。
 いずれにしても、遺伝子関連分野は技術が先行し、それをコントロールする倫理はやや後手に回っています。皆が知恵を出しあい提案し、「皆で倫理を確立する」ことが必要です。
 次に河合さん、「遺伝子」は簡単に言うと、すべての細胞の中にある、「生命の設計図」にかかれた記号です。
 中学校では技術で電子工作や木工をすると思いますが、その設計図全体がDNA、設計図の中の部品の記号が遺伝子に相当するのです。
 高校生の生物でも習います。このホームページも参考にしてください。
 青柳さん、遺伝子と染色体の違いは、「遺伝子は染色体に含まれる」ということです。
 生命の設計図であるDNAは、そのままだと数mあるので、こんがらかるように棍棒型にまとまって、かつ人間では46本に分かれています。この「棍棒型になったDNAの塊」が染色体です。
 遺伝子は、DNA≒染色体の中に含まれています。
* * *
*遺伝子組み替え食品
 最近、「遺伝子組み替え作物」が問題になっていますね。
 これは、作物の「設計図」の一部を書き換えて(遺伝子組み替え)、おいしくしたり、害虫や病気に対する抵抗力をつけたりしたものです。
 実は、「遺伝子組み替え」自体は、これまで有史以来繰り返してきているのです。「交配」つまり、優れた性質を持った株のおしべとめしべをつけて種をつくる方法です。交配では、父母の遺伝子を半分ずつ取り入れることになります。また、遺伝子組み替えは、生物がもともと持っている組み替えシステムによって「自然に」行われます。
 では最近の遺伝子組み替えと何が違うか? 最大の違いは、交配は自然の「授粉」という方法で行うのに対して、遺伝子組み替えは「人工的に直接細胞の中に特定の遺伝子を入れる」点です。この方法は、自然にはあまりなかった、という点が第一に心配な点でしょう。
 しかし実は、自然でも「外部から遺伝子を入れる」ことは起きています。一部の菌類(実は病原菌)などでは、いくつかの方法で、外部から遺伝子が組み込まれることが起こっています。そしてそれは、「強い子孫」を残すために実際に役立っています。
 第二の心配は、「組み替えられた遺伝子が体に入って何か起きないか」ということでしょう。しかしそれは、まずありません。普段食べている普通の食品にも、もちろん遺伝子は含まれていますが、何も起きません。それは、遺伝子が消化されてしまい機能を失うからです。
「遺伝子組み替え」という「方法は人工的」でも、組み込まれる遺伝子自体は「普通」だからです。そして、普通の遺伝子同様、消化されてしまいます。組み替え食品の遺伝子が私たちの体に入り、私たちが怪物に変化したり癌になったり、ということは、基本的にありえません。
 ここで一つ問題があるとしたら、組み込まれた遺伝子が何か毒になる物質を作ってしまう場合です。しかしもちろん、そのような毒性物質があれば、食品としては利用できませんから、消費者はその心配はいらないのです。
 また、消費者には関係がありませんが、組み替え作物=自然にはない生物 が自然界にでてしまうと、生態系のバランスを崩す可能性はあります。
 つまり、遺伝子組み替え食品は、基本的には(食べる段階では)安全なのです。問題は、無用に「組み替え」たことを隠すことで、隠すべきではないし、また無用に恐れることもまたないのです。


1998.08.18 - 00:56 : H.AOYAGI/リハビリ専門学校生
誠に、はずかしい話ですが、遺伝子と染色体の違いが良く分かりません。簡単で結構ですので、もしよろしければ、説明をお願いしたいのですが・・。


1998.07.08 - 14:15 : 河合/中学生
遺伝子について,わかりやすく教えてください


1998.06.20 - 12:30 : 船山 哲/学生
遺伝子治療の倫理面に関する最近の論文(そんなに長くはない英文)を紹介していただけるとうれしいのですが。


1998.06.03 - 07:37 : 村井 深(Fukashi Murai, Ph.D.)/有限会社パイオニアバイオサイエンス研究所(東京四谷)
 疾病の治療には太古より生薬を煎じて飲んだり塗ったりする方法がとられてきました。また、祈祷師や占いの力を借りて精神的に昂揚させたり安心させたりすることを併用して治療してきました。その後、放血による骨髄幹細胞の活性化を治療として用いることもありました。動物たちもこれに近いことを自然行動としてやっているのではないかなと想像しています。
 ですから、このあたりまでは自然な治療と考えていますが、近世になって輸血と手術が行われるようになってからは、もうすでに不自然です。宗教上輸血を拒否する宗派があるそうですが、わかるような気がします。
 そして、遺伝子治療は一個体の治療として考えれば輸血や一般手術とそれほど違いがあるとは思わない、をいうのが村井個人の意見です。
 遺伝子ってなんなの?と一般の人に質問してどれだけの答えが返ってくるか、日本よりアメリカのほうが回答量も質も高いだろうと思っています。日本の教育レベルは最近非常に低下しています。遺伝子がなんであるかを知らずに遺伝子治療の倫理問題を語ることは大変危険です。また、聞きかじりの中途半端な知識で結論めいたことを堂々と公表することはもっと危険です。大切なのは、みんなが少しでも知りたい、勉強したい、という雰囲気を作って、その場において相手の意見を尊重しながら議論を進めていくことでしょう。


1998.05.03 - 19:14 : 五十嵐 直敬
 /高速推進研究室
 みなさん、ようこそ!
 遺伝子治療は、問題を抱えつつも、これまで打つ手がなかった病から人間を解放する可能性を秘めています。
 ぜひこの掲示板をご意見の交換にご活用下さい!


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