DTCP (Dynamic Tunnel Configuration Protocol)

梅本肇 / ume@mahoroba.org

DTCPについて

IPv6 over IPv4トンネルは、 トンネルの両端のIPv4アドレスを指定してトンネルを張るため、基本的に、 一般的な ADSL 環境などのようにIPv4アドレスが固定でない環境では使用できません。

この問題を解決するための方法のひとつとして、 Trumpet社がDTCP (Dynamic Tunnel Configuration Protocol) を提案 しています。

DTCPはIPv4 TCPを使用したプロトコルで、クライアント側からの接続要求により、 サーバー側がクライアントのIPv4アドレスに対してトンネルを動的に設定するものです。 また、認証にはAPOPに準じた方式を使用しています。

ここで、IPv6 over IPv4トンネルは基本的にIPv4 NATを越えることはできません。 DTCPはこの制約を解決するものではないという点には注意してください。

DTCPには以下の3種類のトンネル・タイプがあります。

host
単一のホストを接続します。IPv6アドレスがひとつだけ割り当てられます。
tunnelonly
IPv6 over IPv4トンネルを張るだけです。 経路の設定やIPv6アドレスの設定はDTCP以外で別途おこないます。
network
ネットワークを接続します。 サーバからIPv6プレフィックスが割り当てられます。
networkトンネル・タイプを用いると、prefix delegationをおこなうことができます。

Feel6, WIDE X6-BoneIMASY では、 networkトンネル・タイプによる接続を提供しています。

以降の例では、networkトンネル・タイプを使用することを前提に説明します。

BSD向けの実装は本サイトから入手できます。
また、最近はUSAGIにもクライア ントの実装が入っているようです。

http://www.linux-ipv6.org/cvsweb/usagi/src/mkdtcp/


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Last Modified Apr 3, 2006
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