サーバから割り当てられるプレフィックスがあらかじめ分かっている場合、 この機能を使用せず、そのプレフィックスを元に静的に設定することも可能ですし、 その方が便利かもしれません。 しかし、動的に設定をおこないたい局面もあるかと思います。
prefix delegationをおこなうためには、 dtcpclient_script.confでprefix_delegationを指定します。 ここで指定するのは、IPv6アドレスを設定するインタフェース、SLAの値、 ホストID、そして、プレフィックス長で、「/」で区切って指定します。 例えば、fxp0に対してSLAを1、ホストIDを0:0:0:1としてアドレスを付けたい場合は、
prefix_delegation='fxp0/1/0:0:0:1/64'となります。
ここで、プレフィックス長のデフォルトは64ですので、省略できます。 Ethernetなどの一般的なLAN環境では/64を使用します。 しかし、IPv6 over IPv4トンネルに使用しているインタフェース自身など point-to-pointリンクに設定する場合は、一般的に/128を指定します。
ホストIDを省略すると、EUI-64ベースのホストIDが付きます。
なお、複数のインタフェースに対してアドレスを付けたい場合は、 以下の例のように「,」で区切って並べます。
prefix_delegation='fxp0/1,fxp1/2,gif0/f//128'
なお、dtcpclientはdtcpcのように自動的にRAを公告するように設定したりしませんので、 RAを公告したい場合は、別途rtadvdを起動しておきましょう。 例えば、FreeBSDでは、/etc/rc.confに以下のように設定します。
rtadvd_enable="YES"NetBSDでは、/etc/rc.confに以下のように設定します。
rtadvd="YES"