【1998/11/23】
まずはじめに。 私は英語が非常に苦手です。 会話も読み書きも、ほとんど出来ません。 自称「日本で一番英語の出来ない RFC 翻訳者」です。 何年も勉強していながら、私同様に英語が苦手な人って、結構いるんじゃないかと思います。
「今の英語の教育方法が間違っているんだ」と文句を言うのは簡単ですが、 ではどんな勉強方法ならよかったのでしょうか。
というわけで、英語の勉強方法を考えてみました。 もちろん、ド素人の考えですので、その点考慮して読んでください。 本当に上手くいくかどうかは分かりませんし。
まず、何故英語の教科は中学からなのでしょう。 よく、生れて数年後から10数歳の子供の記憶力はスゴイという話を聞きます。 また、その頃覚えた事は、12歳前後まで続けて使わないと忘れてしまうという話も聞きます。 なぜ、小学校から英語を勉強しないのでしょう?
それに、なぜ最初の授業から、文法を教えるのでしょう。 日本語を喋る子供も、英語を喋る子供も、文法なんて知らなくても話しをできますよね。 学校で英語を教えるというのは、 生徒を英文法の学者にするのが目的ではなく、 英語での会話・読み書きをできるようにすることが目的なのではないでしょうか。
また、なぜ、最初にならうのが、「 This is a pan. 」等といった、 普通では絶対に使わない文章なのでしょう。 普通の会話では、一般的な能動態の文章よりも、 受動態の文章や、現在完了の文章のほうが多いと聞きます。
では、具体的な案ですが、 まず、小学1年から英語を勉強するようにしましょう。 もちろん、文法なんて教えてはいけません。 スペルも不要でしょう。 最初は英語の歌を一緒に歌うのが良いのではないでしょうか。 できれば、メロディは誰でも知っている、つまり日本語の歌もある物が良いと思います。 発音は、できるだけ正しいものにする必要がありますが。
そうやって、音を聞き分ける耳ができた後は、 歌詞の中にある文、疑問文やそれの答え等をいろいろと変えながら、 歌ったり答えたりすることをして、 一般的に使用する文章の構文と、 その文のどこを変えたらどのように意味が変わるのかを勉強します。 また、英語の授業以外でも、ある程度英語を使うと良いかもしれません。 こうやって、一般会話に使う構文・単語の 80% 程度を覚えれば、 もうアメリカに行っても会話ができるんじゃないでしょうか。 おそらく、この時点で小学3〜4年でしょう。
この後は、スペルの勉強に入ります。 既に知っている歌の歌詞を英語で見て、 どれをなんと読むかを勉強します。 また、簡単なお話し等を文章で読むと良いかもしれません。 これまた、日本語に同じ話のある文章が良いと思いますが。 個人的には、「聞く」「話す」「読む」「書く」の順に重要だと思っていますので、 「書く」のはこの後か、もしくは不要か。
このような調子で、小学6年まで勉強すれば、 ほとんどの子供は英語がペラペラになるんじゃないでしょうか。 中学での英語は復習がメイン。 多少、構文・単語のバリエーションは増えると思うけど。 あとは英作文かな。
と、こんな方法はどうでしょうか。 いわゆる「習うより慣れろ」といった感じでの勉強方法になると思います。 言語学者としての勉強ではなく、 また試験で良い点数を取る為の英語ではなく、 コミュニケーションの道具としての英語であるならば、 これぐらいで十分な気がします。 知らない単語があれば、辞書を引いて調べればいいのですし。
この手の話を始めると、 どうしても現在の教育方法全般に対する文句になりかねないので、 とりあえずこのあたりまでにしておきます。 感想などあれば、お気軽にどうぞ。