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ここでは Playing Cards -
日本語でいうところの「トランプ」についての逸話をまとめています。
情報提供・感想などはいつでも大歓迎です。
また、今のところ International Suits (日本で一般的に使われているトランプもこれ)
についての話ばかりです。
もちろん、以下の逸話は人に聞いたり本を読んだりして知ったものばかりです。
でもどこで読んだものなのか、さっぱり忘れてしまっています (^^;;
思い出したら(本を見つけたら)、何に載っていた話なのかも
記載していきたいと思います。
また、間違った事を書いているかもしれません。
素人の戯言だと思ってください。
もちろん、指摘していただければ嬉しい限りです。
ピエロや死神、魔女などが描いてあるジョーカーですが、
このカードの誕生は意外と最近で19世紀に入ってからです。
そのため、ヨーロッパやアメリカではジョーカーを使ったゲームは
あまりポピュラーではありません
(日本では病的にジョーカーを好んで使いますが…)。
ある本よれば、
1887 年イギリスのユニオン・カード・アンド・ペーパー社がカードを売るときに、
真ん中に EXTRA-JOKER とだけ書いてあるカードを入れておいたのが始まりだそうです。
- 「トランプ手品百科」 堤 芳郎 著 成美堂出版 他 より
別の本によると 1857 年にニューヨークのサミュエル・ハート社が作成した
「ロンドンクラブ」というカードに初めて登場した、ともあります。
- 「雑学・世界なんでもかんでも「最初のこと」」
P.ロバートソン 著 大出 健 訳 講談社α文庫 より
また、よく「タロットカードの愚者が原型だ」という説明をしている本がありますが、 どうやら全く関係ないようです。
カードの中でスペードのAだけが大きなマークが描かれています。
これは 1628 年にイギリスのチャールス一世が、
カードを購入する時に税を納入させる事にしたそうなのですが、
その納税証明をスペードのAに記していた名残だそうです。
イギリスの 1710 年の法律がきっかけという説もあります。
- 「トランプ ひとり遊び88選」 野崎 昭弘 著 朝日選書 より
ハートのKは、「首切りキング」とか「自殺キング(Suicide King)」
ともよばれているそうです。
一般的なカードで見ると、自分の首を短剣で突き刺しているようにみえるでしょ?
絵の元になったのはフランク帝国を治め、 後にローマ皇帝になった「シャルルマーニュ大帝(英語ではカール大帝)」 といわれています。
ハートのJのモデルは「ラ・イル」、 スペードのJのモデルは「オジェ」、 ともに、シャルルマーニュ大帝の十二勇士(paladins)の一人だそうです。
これらのカードは横向きに描かれる事が多いため、
「片眼のジャック(One Eyed Jack)」と呼ばれる事もあるそうです。
- 「トランプ ひとり遊び88選」 野崎 昭弘 著 朝日選書 より
また、ハートのJは、ハートのマークを見て、
スペードのJは、スペードのマークとは反対を見ているところから、
「若者は、死に無頓着だが、愛に執着する」ということを表している、
とも言われるようです。
ちなみに、ダイヤのKがダイヤのマークを見ているのは
「大人になると、お金に執着する」という意味だそうです。
かなりこじ付けっぽいですが。
- 「トランプ」 佐藤 重和 著 保育社 より
「ジョーカーを除く52枚のうちで、1枚好きなカードを心に描いてください」
とやると、かなりの人(5人に1人ぐらい?)がハートの3を選ぶようです。
特に若い女性だと顕著のようです。
ハートの3でなければ、ダイヤの5である事も多いようですね。
- 「パズル学新論」 芦ヶ原 伸之 著 全国出版JED新書 より
淑女「あぁ、最高のダイアが欲しいわぁ」
紳士「最高のダイア?エースの事かい?」
ダイヤのKの絵柄は「ユリウス・カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)」が
モデルであるという説があります。
そのため、ダイヤのKのカードの余白には
ユリウス・カエサルの名言「来た!見た!勝った!」が
書いてあったこともあるそうです。
また、4枚のKのうち、ダイヤのKだけが横向きですが、 これは、ユリウス・カエサルの恋人クレオパトラの絵が 横顔に描かれることが多かったため、という説があります。
他にも、「横にいるクレオパトラを見ている」という説や、
「実は片目だった」という説もあります。
- 「カタチの不思議 面白すぎる雑学知識」 青春出版社刊 より
ダイヤのQの絵柄は、旧約聖書に出て来るヤコブの妻、「ラケル(ラシェル)」という説と、
アマゾンの女王「パンテシラー」だという説があります。
- 「図解 トランプの遊び方」 木村 健太郎 著 梧桐書院 より
また、少し前のカードでは、唯一横向きのカードだったそうです。
現在の一般的なカードでは、ダイヤのQは正面を向き、
ハートのJ・スペードのJ・ダイヤのKの3枚が横を向いています。
- 「トランプ ひとり遊び88選」 野崎 昭弘 著 朝日選書 より
ダイヤのKが「ユリウス・カエサル」で、 ダイヤのQが横向きだったとすれば、 何となく、元は「クレオパトラ」がモデルだったんじゃないか、 と邪推してしまいます。
フェイスカード(絵札)には各々モデルがいるらしいのです。
とはいえ、既に様式化されており、 モデルが分かるような絵では無くなっていますが…。
カードは最初から現在の形と同じだったわけではないようです。
例えば…
カードが、初めて印刷されたのは、 1402 年ドイツでだそうです。
また、カードを赤と黒に色分けしたのは、フランスが始めたことだそうです。
上下2つの顔があるカードを作ったのは 1813 年にドイツで作られたそうです。
これは、連合軍がナポレオン一世を破った記念とのことです。
- 「雑学・世界なんでもかんでも「最初のこと」」より
カードの裏面は 1850 年に初めて模様が付けられたそうです。 それまでは真っ白で、 使い古したカードは裏面をメモや領収書・名刺として 使われた事もあったとのことです。
イギリスのペリラ社が 1862 年に始めてカードの隅にインデックスをつけ、
カードの4隅を丸くしたそうです。
- 「トランプ手品百科」 堤 芳郎 著 成美堂出版 他 より
ただ、カードの4隅を丸くしたのは
フランスのドラルー社だという説も聞いた事があります。
どっちが正しいんでしょうね?
- 「トランプの遊び方」 桐山 雅光 著 有紀書房 より
【2003/07/20 新規】
Amazon にあるトランプ関連商品を検索できるようにしました。
「トランプ」で検索
(トランプの遊びかたや手品関連が多い。タイトルに「トランプ」が入っている小説などもヒットしてしまいますが)
「playing card」で検索
(ほとんど洋書。本当は「〜 cards」かな)
ちなみに、ここにある Amazon へのリンクは、 Amazon.co.jpアソシエイト の「特別リンク」になります。
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